ミツモア

荷物が少ない引っ越しを安くする方法7選!ケース別おすすめ手段と料金例を紹介

ぴったりの引越し業者をさがす
最終更新日: 2024年05月29日

単身引越しや初めての一人暮らしなど、荷物量の少ない引越しでは、できるだけ費用を抑えたい人も多いのではないでしょうか。

通常、荷物の少ない単身引越し費用は通常期で26,200円~、繁忙期で32,800円~が相場です。荷物量が少ない場合、引越し方法を工夫することでより安く引っ越せます。

荷物が少ない引越しを安くできる7つの方法を、それぞれの料金やメリットとともに紹介します。

荷物の少ない引っ越しを安くする方法7

一般的に、荷物が少なめの単身引越しでは、同一市内などの近距離で26,200円~、東京~大阪間などの長距離で138,900円~が料金相場です。

「宅配便」「自分か友人の車」「レンタカー」「ミニ引越し」「赤帽」「地域の引越し会社」「単身パック」を利用すると、相場よりも安く抑えられます。

引っ越しの荷物が少ないってどれくらい?

基本的には、一般的な単身引越しの荷物量であれば、荷物の少ない引越しに該当します。部屋のサイズで見ると1R~1LDK、荷物量では「家具家電2~3点+段ボール15~20箱」程度です。

たとえば衣類や食器、小型家電など日用品が中心で、大型家具や家電が数点のみなら、荷物が少ないと言えます。

によっては家具家電がなかったり、段ボールも数箱のみの場合もあるでしょう。荷物が少なければ少ないほど、引越し方法を工夫して料金を安くできます。

荷物量ごとのおすすめ引越し方法と料金例

家具家電数 ダンボール箱数 引越し方法 料金例(近距離) 料金例(長距離)
なし ~10箱 宅配便 17,700円~ 19,700円~
小型家具・家電2~3点 ~20箱 自家用車 3,000円~ 20,000円~
小型家具・家電2~3点 ~20箱 レンタカー 9,000円~ 37,280円~
大型家具・家電2~3点 ~20箱 ミニ引越しプラン 9,900円~ 要見積もり
大型家具・家電2~3点 ~20箱 赤帽 13,500円~ 79,500円〜
大型家具・家電2~3点 ~20箱 地域の引越し業者 19,500円~ 85,000円~
大型家具・家電2~3点 ~20箱 単身パック 23,100円~ 33,000円~

※一般的な宅配サービスや大手引越し業者のプラン、ミツモアの引越し料金をもとに作成

家具家電がなく、段ボールも10箱以下なら「宅配便」がおすすめです。引越しの繁忙期でも料金が変わらず、長距離でも比較的安く引っ越せます。

近距離で、車を運転できるなら所有する車やレンタカーで自力で運搬するのも手です。ただし荷物を運ぶための時間や人手がかかります。

大型・小型家具家電が2~3点ある人は「ミニ引越しプラン」や「赤帽」、「地域の引越し業者」を利用しましょう。それぞれ特徴があるため、こののち詳しく解説します。

大型・小型家具家電が2~3点あり、長距離の引越しをする人は「単身パック」がとくに安いです。ただし到着に日数がかかるケースがある点に注意が必要です。

引っ越す時期やお住まいのエリア、対応する業者によっても料金は変動します。あくまで参考として確認しましょう。

段ボール10箱以下なら「宅配便」

10箱程度のダンボールに収まる荷物量のみなら、宅配便を利用した引越しがオススメです。

宅配便は年間を通して運賃が変わらないので、料金が上がる3~4月の繁忙期に引っ越す必要があるときにも便利です。

利用する場合、ダンボールに荷物を詰めた後、宅配業者に連絡をして自宅まで取りに来てもらいましょう。

宅配便を利用した引越しの料金相場

引越しで一般的に使う、120サイズのダンボールを10箱送った場合の料金例は以下の通りです。

業者名 近距離(東京都内) 長距離(東京~大阪)
クロネコヤマト 18,500円~ 19,700円~
日本郵便(ゆうパック) 17,700円~ 19,400円~
佐川急便(※) 21,800円~ 23,100円~

※佐川急便のみ120サイズの設定がないため、140サイズの料金を記載

宅配便を利用して引っ越すときの料金は、送る荷物の個数と運賃で計算できます。たとえば送るダンボールが5箱のみであれば、1万円前後におさめられます。

運送料は公式サイトに明記されているため、何円かかるのか分かりやすいです。たとえば東京~大阪の長距離配送の場合、日本郵便なら1箱1970円、10箱で1万9700円で送れます。

大手引越し業者の通常料金だと10万円前後かかる場合があるため、大幅に費用を削減が可能です。

宅配便を利用した引越しが向いている人の特徴

  • 洗濯機や冷蔵庫、ベッドなどの大型家具・家電がない
  • 運ぶ荷物量はダンボール箱10箱以下

宅配便の引越しは、「初めて一人暮らしをする」「家具家電付き物件へ引っ越す」など、家具家電の運搬が必要ない人におすすめできます。

宅配便を利用して運べる荷物の大きさの目安は、3辺合計が180cm以内かつ重さが20kg未満です。洗濯機や冷蔵庫、ベッドなど大型の家具・家電はこの条件から外れてしまうので運べません。

なお電子レンジなどの小型家電は、宅配会社が規定するサイズに収まっていれば配送できます。

宅配便は1年を通して運賃が変わらず、長距離への運送でも数100~1000円前後しか値上がりしません。引越し業者の料金が高くなる3月~4月ごろの移動や、長距離引越しでとくに役立つでしょう。

引越しに利用できる宅配便業者は3社

引越し時に利用しやすい宅配業者はクロネコヤマト、日本郵便、佐川急便の3社です。3社は全国に営業所を置き、コンビニからの発送にも対応しているため気軽に使えます。

それぞれの特徴を表にまとめました。

業者名 特徴
クロネコヤマト
  • 時間指定設定が細かい
  • 配達遅延が少ない
日本郵便(ゆうパック)
  • 料金が安い
佐川急便
  • 30kgまで対応できる

宅配便で引っ越すときの注意点

宅配便を利用して引っ越すときは以下の3点に気をつけましょう。

  • 荷物の到着は最短でも翌日
  • 梱包資材を自力で調達しなければならない
  • 荷物の破損・紛失等で補償されるのは30万円まで

宅配便で引越しの荷物を運ぶのであれば、シーズンオフの衣類や本、CDなどを優先しましょう。

当日に使うものは持ち歩くカバンに入れ、自分で運ぶようにすると当日に慌てることもありません。

大型の家具家電なしで近距離なら「自家用車」か「レンタカー」

大型の家具家電はないものの、ダンボールに収まらない荷物がある場合は、車を使って自力で引っ越すのも手段のひとつです。

近距離への引越しでレンタカーを6時間借りる程度なら6000~1万円ほどのため、引越し業者よりも数万円安く引っ越せます。自宅の車か、友人の車があるならレンタカー代もかかりません。

一方、人手や時間を要する点がデメリットです。新居や旧居が傷つかないよう配慮する必要があり、荷物量によっては2~3名の手伝いが必要になります。

レンタカー引越しの料金相場

レンタカーを使って自力で引っ越す場合は、主に車のレンタル代がかかります。

レンタカーの車種は、段ボール10~15箱と小型の家具のみであれば軽バンで十分です。近隣への引越しなら1日で終わるため、6時間のレンタルで問題ありません。

引越し作業に向いている車として挙げられることが多い、トヨタのハイエースシリーズとダイハツ・ハイゼットカーゴをニッポンレンタカーでレンタルをしたときの料金例をまとめました。

車種 6時間レンタル 24時間レンタル
ハイエースロング(トヨタ) 11,330円 17,270
ハイゼットカード(ダイハツ) 5,940円 8,360

参考:バン・トラックの車種・料金 | ニッポンレンタカー

その他に、レンタカーや自宅の車での引越しでは以下の費用がかかります。東京から大阪など運搬に2日かかるような場合は、レンタカー代にガソリン代、高速道路代を足して4万円ほどになるでしょう。

  • ガソリン代:10kmあたり160円程度
  • 梱包資材の調達費用:3000円程度
  • 手伝ってくれた人への謝礼
  • 高速道路代

自宅の車を利用すればレンタル代は不要ですが、近場での引越しでは主に梱包材の費用で3000円程度、500kmなどの長距離引越しの場合はガソリン代や高速道路代で2万円~かかります。

レンタカーでの引越しが向いている人の特徴

  • 洗濯機や冷蔵庫、ベッドなどの大型家具・家電がない
  • 運びたいダンボールの数は20箱未満
  • 車の運転に慣れている
  • 引越し作業に丸1日かけられる
  • 2~3人、手伝いの人を呼べる

自力で引っ越すとき、ネックとなるのが大型家具・家電の運搬です。冷蔵庫や洗濯機を無理に運ぶと、家財や物件に傷や汚れをつけてしまう、運送中にケガをするといった可能性があります。

そのため自力の引越しは家具や家電が少量の場合におすすめできます。家具家電がある場合は、運搬補助のため2~3名手伝いの人を呼ぶ必要があるでしょう。

またすべての作業を自分で行うので、引越しに時間がかかります。1日~2日間、自由に使える時間がある人であれば問題ありません。

レンタカーを使った自力引越しの注意点

自分ですべての荷物の運搬をするので、壊れたり傷つけたりした場合も自己責任です。

車の運転や荷物の取り扱いに不安があるなら、宅急便やミニ引越しプランを使うことをおすすめします。

家具家電2~3点で近距離なら「ミニ引越し」「赤帽」「地域の引越し会社」

引越し業者

大型の家具・家電があり、自力での引越しも難しい人は「ミニ引越しプラン」「赤帽」「地域の引越し業者」を利用しましょう。

大手の手厚いサービスを受けたい場合は「ミニ引越しプラン」、運搬を手伝える人は「赤帽」、状況にあわせて安くしたい人は「地域の引越し業者」がおすすめです。

とにかく安く引っ越したい場合、それぞれから見積もりを取って比較すると良いでしょう。

ミニ引越しプランの料金相場と特徴

ミニ引越しプランとは、主に大手の引越し業者が提供する、単身で荷物が少ない人向けのプランです。

「現在の住居から車で片道30分程度」「日数がかかる場合がある」といった細かい規定が定められているものの、条件にあえばリーズナブルに引っ越せます。

大手業者が提供するサービスのため、ダンボールが無料など特典が充実していることも多いです。

ミニ引越しプランの料金相場

大手引越し会社の小さな引越しプランは、単身パックとは異なり、見積もり後に価格を提示するのが一般的です。

ミニ引越しプラン 料金 利用条件
ミニ引越し(アーク引越センター) 要見積もり ・1R~1LDK規模の家財量まで
・長距離プランも別途あり
ミニトラック引越便(ハート引越センター) 9,900円~ ・同市内
・東京23区内
アリさんマークの引越社 要見積もり ・3畳ぐらいの広さに入る量まで
カンガルー引越便(西濃運輸) 要見積もり ・記載なし

ハート引越センターの最低金額が、23区内または同市内での引越しで9900円~です。他の業者に依頼するときも最低1万円はかかるつもりでいると良いでしょう。

条件によっては「安い」とは言い切れない場合もあるため、中小の引越し業者や附帯サービスも比較しながら確認することが大切です。

ミニ引越しプランの利用が向いている人の特徴

  • 大型の家具・家電がある
  • 家財の配置を任せたい
  • 大手のサービスを安く受けたい

ミニ引越しプランは近距離の単身引越しを想定しています。大型の家具・家電があり、搬入後の家具の設置まで任せたい場合におすすめです。

プランによってはダンボールを50枚無料でもらえたり、梱包から依頼できたりします。すべてプロに任せたい人、忙しくて引越し準備も時間がない人にも向いています。

ミニ引越しプラン利用時の注意点

ミニ引越しプランを利用するときは、荷物量の把握のために訪問見積もりが必要になるケースがあります。見知らぬ他人を家に上げたくない人は注意が必要です。

赤帽の料金相場と特徴

赤帽とは軽貨物運送業の個人事業主や法人が集まった組織です。全国に組合員がいて、個人の引越しや大きな荷物の配送、緊急で必要になった輸送に対応しています。

運賃が明確に決められており、大手の業者よりも割安で依頼できるのが特徴です。

赤帽の料金相場

赤帽の料金は距離制・時間制・引越し運賃制で決まっています。引越しを依頼する場合は、引越運賃料金で計算されます。

条件 基本料金
作業時間2時間・走行距離20Km以内 14,300円

参考:料金案内|赤帽首都圏軽自動車運送協同組合

この費用から、土日祝日は2割増、繁忙期は1割増となります。また走行距離が延びると、料金が加算されていきます。

少々計算が難しいですが、たとえば平日で50km以内の引越しの場合、2万円程度で引っ越すことが可能です。


赤帽の引越しが向いている人の特徴

  • 荷物の運搬を手伝える
  • 貨物保険を確実に受けたい

赤帽の引越しは基本的にスタッフ1名で作業し、依頼者が荷物の運搬を手伝うことが一般的です。ダンボールの運搬や階段の上り下りなど、体力を要する作業をしても問題ない人に適しています。

赤帽では賠償300万円の貨物保険に加入しているので、万が一の事故に備えて保険を重視する人にもおすすめです。

赤帽で引っ越す場合の注意点

  • サービスの質が一定ではない
  • 追加料金の条件が細かく、計算が難しい

赤帽は1つの企業ではなく個人事業主の集まりのため、依頼した地域や業者によっては荷物の扱いや接客が丁寧ではない可能性がある点に注意が必要です。また料金が決まっており明朗であるものの、合計何円かかるのかは計算しにくいでしょう。

なるべく安く、安心できる引越しをしたい場合は、赤帽以外の業者も一緒に比較検討するのがおすすめです。

地域の引越し業者の料金相場と特徴

地域の引越し業者はその名の通り、全国に支店がある大手と異なり地域に根差した引越し業者です。赤帽と同様に、個人で事業を営んでいる業者もいます。

小回りが利く分、対応エリア内であれば1万円~で対応してくれる業者もいて、安く依頼できる可能性が高いです。

「家具2点のみ」といった依頼も可能なので、少量の荷物を柔軟に運搬してほしい人におすすめできます。

地域の引越し業者の料金相場

少ない荷物量の人が、中小の引越し業者に依頼したときの費用は以下の通りです。

距離/段ボール数 0~5個 6〜10個 11〜15個
0~15km未満 19,500~26,500円 23,710~32,900円 29,900~37,000円
15~50km未満 19,800~27,200円 26,200~33,500円 33,3601~45,100円
50~200km未満 28,680~38,000円 33,000~41,710円 36,670~49,000円
200~500km未満 50,000~65,850円 59,000~76,200円 63,500~101,300円
500km~ 110,000~113,500円 100,000~105,300円 85,000~110,800円

※ミツモアで実際に成約した引越し価格の中央値(集計期間:2022年4月1日~2024年3月31日)

家具家電あり+段ボール数10箱以内なら、2万円前後です。中には「引越し先が数駅先」など近場への引越しなら1万円程度で対応してくれる業者もいます。

中小引越し業者の利用が向いている人の特徴

  • 近距離の引越しで、当日に作業を終えたい
  • 荷物の運搬に手間をかけたくない
  • 引越し料金を節約したい
  • 「家具数点のみ」など要望に応じて対応してほしい

近距離引越しで当日中に荷物を運んでほしい人は、中小引越し業者の利用が向いています。スケジュールや運ぶ荷物量に柔軟に対応してほしい人にもオススメです。

中小引越し業者はネームバリューこそ大手業者に敵いませんが、大手引越し業者から独立した人もいて作業の質に大きな差はありません。荷物の取り扱いに長けた人に運び込んでもらえるため、安心できます。

中小引越し業者に依頼するときの注意点

中小引越し業者を利用するときは以下のポイントに注意しましょう。

  • 追加料金が発生する条件
  • 質問に対して明快に答えているか
  • 対応に誠実さが見られるか
  • 補償の有無と補償金額

中小の業者の場合、「ダンボールをプレゼント」といった大手者では無料のサービスが受けられない場合が多いです。また補償が付いているかどうかも業者によります。

追加料金が発生する条件をよく確認してから申し込みましょう。

地域の引越し業者に限りませんが、事前に口コミを見て、見積もりの正確さ、連絡の迅速さ、スタッフの対応の丁寧さなどを確認しておくことも大切です。

荷物の少ない引越しで安い業者を探す

家具家電2~3点で長距離なら「単身パック」

単身パック コンテナ図解

単身パックとは、決まったサイズのボックスやコンテナに荷物を積み込み、他の人の荷物と同じトラックに載せて運ぶプランです。

ボックスに収まる荷物量なら近場で2万~3万円、長距離でも4万円前後と安価なため、長距離の引越しにとくにオススメです。

ボックスやコンテナのサイズは業者によって違いますが、縦170cm×横幅100cm×奥行100cmほどのサイズが多いです。

引越し単身パックの料金相場

大手引越し業者が提供する、単身パックの料金を表にまとめました。専用ボックス・コンテナに乗り切る分ならば、定額で運んでくれるので料金計算がしやすいのが特徴です。

サービス名 料金(近距離) 料金(長距離)
わたしの引越(ヤマトホームコンビニエンス) 23,100円~ 33,000円~
単身パックL(日本通運) 29,700円~ 41,800円~
小口便引越プラン(サカイ引越センター) なし 40,000円~
小鳩パック(ハトのマークの引越センター) 24,150円~ 35,700円~

単身パック利用が向いている人の特徴

  • 長距離の引越し
  • 見積もりや業者の比較に割く時間がない

進学や就職などで、地方が変わるような長距離の引越しをする人は単身パックを使うとお得に引っ越せます。

専用のボックスやコンテナに積み切れる分の荷物を運ぶ積み切り型の契約なので、訪問見積もりも不要です。

単身パック利用時の注意点

  • 土日配達や繁忙期は追加料金が発生する
  • 翌日以降に荷物が届くケースが多い

単身パックの追加料金がかかる条件には注意が必要です。状況によってはサイトに提示されている値段以上の料金がかかります。

追加料金が発生する代表的な例と費用目安は以下です。詳細は利用したい業者の公式サイトに記載されています。申し込みをする前に目を通すと良いでしょう。

夜間配達 2,000円~
土日・祝日の配達 2,000円~
繁忙期の配達 5,000円~

また通常の単身パックは、荷物が届くのが翌日以降になります。発送から荷解きまで当日中に行いたい人にはおすすめできません。

利用する場合は、荷物の到着予定日時をよく確認しましょう。

単身パックとミニ引越しプランの違い

単身パックもミニ引越しプランも大手引越し業者が提供しているサービスですが、1番大きな違いは荷物の到着日です。

ミニ引越しプランは通常の引越しプランと同じく、チャーターしたトラックに荷物を積み込み、旧居から新居までダイレクトに運搬します。

単身パックは近距離でも荷物を預けた翌日以降に到着するため、引越し日当日から新生活を始めることは難しいです。

距離にもよりますがミニ引越しプランは1日で引越しを終えられるので、体力的な負担が少ないでしょう。

引越しの格安見積もりをチェックする

荷物の少ない引越しをもっと安くする方法

荷物が少ない引越しは基本的に安く引っ越せますが、さらに費用を節約できる方法があります。

荷物の量に関わらず、引越しを安く済ませるための方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

荷物を処分してより少なくする

もともと荷物が少ない引越しでも、よりコンパクトにすればもう一段階安くすることが可能です。

荷物を整理する時間がある人は、以下の方法を試してみましょう。

  • 重量が増えやすい紙の書類はデジタル化する
  • 本、CDは電子書籍や音楽の配信サービスに置き換える
  • 2年以上着なかった服は捨てる・売却する
  • 5年近く使用している家具・家電は引越し先で買い替える
  • 圧縮袋を使う・家具を分解するなどで荷物を小さくする

手元に置いておく必要がない私物は、積極的に手放しましょう。フリマアプリやリサイクルショップで売るのもオススメです。

なるべく荷物を小さくまとめるのも良いでしょう。しまい方を工夫したり、圧縮ケースを使ったりすることで運搬する荷物量を減らせます。

トラックサイズを小さくできるか交渉する

引越し費用は、トラックのサイズごとに基本料金が決まっているのが一般的です。

運搬に使う車両のサイズが大きいほど、燃料費や維持費がかかり、運転技術も必要なため料金も高くなります。

【車両サイズごとの基本料金の例】

2トントラック:2万円~

軽トラック:1.5万円~

軽バン:1万円

引越し業者に依頼する場合、トラックのサイズを小さくできるか相談してみましょう。トラックサイズに収まる荷物量がどのくらいか、事前に聞いておくのもおすすめです。

ただし積み切れない荷物量にも関わらず、無理に車両を小さくするように要求してはいけません。トラックに積める荷物量は法律で定められているほか、結果的に往復が必要になり時間とコストがかかる恐れがあります。

業者に相談したうえで、荷物量を減らしたり、以下の「複数を組み合わせる」方法をとったりして対処しましょう。

7つの方法から複数を組み合わせる

以下のようなケースでは、複数の引越し方法を組み合わせると安く抑えられる場合があります。

  • 大きな家具・家電のみ地域の引越し業者に運んでもらいたい
  • 単身パックを利用したいが、荷物量をオーバーしてしまう
組み合わせ例 料金例
地域の業者+自宅の車
  • 地域の業者:1万5000円(冷蔵庫1台、洗濯機1台)
  • 自宅の車:800円(ガソリン代約50km分)
  • 合計:1万5800円
単身パック+宅配便
  • 単身パック:3万円(コンテナ1つ分)
  • 宅配便:1万円(ダンボール5箱分)
  • 合計:4万円

どの組み合わせが安くなるかどうかは、運びたい荷物量や距離によるため、時間に余裕があれば計算して比較してみましょう。

手間と時間を考えると、1つの業者に任せたほうが良い場合もあります。依頼時に、安くなる組み合わせを引越し業者に相談するのも良いでしょう。

荷物の少ない引越しでお得な業者を探す

宅配便や自力の引越し以外なら、繁忙期は避ける

引越し業者を利用する場合、安く抑えたいなら3~4月の繁忙期は避けましょう。

3~4月は新年度シーズンのため引っ越す人が多く、1年で最も引越し業者が忙しい時期です。需要に対して供給が追いつかないことから、料金も相応に高騰します

業者の予約を取りづらい、人手不足で作業の質が低くなる可能性があるのも懸念点です。引越しの時期をある程度自由に決められるのなら、5月のゴールデンウィーク後から11月ごろの閑散期に引っ越すのが良いでしょう。

なお宅配便や自力引越しの料金は繁忙期でも変わらないため、とくに心配はいりません。

進学や転勤などで繁忙期に引っ越すしかなく、宅配便や自力引越しも厳しい場合は、「地域の業者」「ミニ引越し」「単身パック」「赤帽」それぞれの方法を比較して安い手段を選びましょう。繁忙期の引越し料金を安くする方法は以下でも解説しています。

少ない荷物でお得な引越し業者を探すならミツモアで!

簡単!無料の3ステップでぴったりのプロが見つかる!

少ない荷物でも手間なく引越しを終えたい人は、「ミニ引越し」「赤帽」「地域の業者」「単身パック」といった引越し業者への依頼を検討しましょう。

引越し業者への依頼を安くしたいなら、相見積もりをとって料金の比較をするのがおすすめです。

引越し費用はプランそのものだけではなく、時期や依頼内容、予約の空き具合によっても変わります。複数社から見積もりをとることで、依頼したい内容で最安の業者やプランを見つけることが可能です。

ミツモアでは簡単な質問に答えるのみで、最大5つの引越し業者から見積もりが届きます。料金がすぐに分かるため、宅配便や単身パックなどとの比較もスムーズです。

荷物の少ない引越しでお得な業者を探す